香川県
庵治
2004年に上映された「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地である香川県高松市の牟礼町・庵治町で採掘されている国内最高級の銘石です。
1,200年前の平安時代から採石され、京都に運ばれていたようです。
江戸時代に屋島東照宮の造営という一大事業があり、その際に高度な技術を持つ石工達がこの地に集まり留まったことで、産地として形成されたとのこと。
石質としては、硬度が高く耐久性に優れていることに加え、粘りも強いため細かな細工にも向いているという特徴があります。
見た目としては、なんといっても「斑(ふ)」と呼ばれる独特のかすり模様がとても美しく、誰が見てもこの石は「高級感がある」と感じる石であると思います。