はら旅2025 開催報告
「茨城産地のいまを知る」というテーマで、「はら旅2025」を開催させていただきました!
やさとみかげを採掘されている石原石材さんの採掘場を見学させていただきました
加波山の中腹にて、太平洋から昇る朝日を浴びて、再生のエネルギーを持つと言われる「やさとみかげ」

天気がよければ、この岩盤の上に座って、石のエネルギーに触れながら、みんなでお弁当を食べたかったのですが、この日は寒くて見学だけに変更しました。
しかしながら、運良く、岩盤を火薬で割る瞬間を観させていただき、ほかほかの割れたての岩盤の前で、記念写真を撮ることができました

また、稲田石を採掘されている堀石材工業さんの採掘場も見学させていただきました
ジェットバーナーで岩盤を焼き切るという音が、遠くからでも響いておりましたが、あの轟音を間近で受けながら作業をしている職人さんの身体的負担たるや。
音だけではなく温度としても、夏場だと体感温度50度になるそうです
やさとみかげの採掘場見学と合わせて、夏の酷暑、冬の極寒の中、「命懸け」で採石をしてくださっている山の職人さんへの敬意が深まる丁場見学となりました

数年前のコロナ禍だったらひんしゅくを買うような密度で、講演会と懇親会を行わせていただきました
やさとみかげの採掘をされている石原石材の石原且久社長からは、「やさとみかげという石の力」や「山で石を採る」ということについて

栃木県日光市で石材小売業を営む新日本石匠の鷹觜夕月さんからは、「天地石・風水墓が招いた好転劇の数々」をお話しいただきました

「目には見えない力が、石やお墓にはあるんだな」ということを、認識させていただけた時間でした
夜は、岩瀬町の居酒屋さんで懇親会
若い世代の石屋さん達が驚く早さで意気投合して、盛り上がってくださり、ありがたい限りでした

翌日は、真壁の石材加工屋さんである坂口石材工芸さんの工場見学と手磨き・叩き加工体験をさせていただきました
自分達で磨いた研磨面に光沢計を当てて、誰が上手く磨けたかなどを確認したりして盛り上がりました

そして、素早く見事な手際で、加工をなされる職人さんの凄さを実感することができた機会となりました!
鎌倉の極楽寺にある総高さ360cmほどの忍性五輪塔の等身大を作ろうとされている材料を囲んで記念写真


ご協力いただいた皆様、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました
