あるがままを受け入れる
目に見えない恐怖。先の見えない不安。
人の力ではどうすることもできない自然の力。
未曽有の事態により、失われる物があり、失われる事がある。
逆にその中で、生まれる物があり、生まれる事がある。
こうした難局だからこそ、どうするべきか、真剣に考える。
苦難に追い込まれるからこそ、どうあるべきか、本気で考える。
苦しみには、意味がある。難があるから、有難い。
今を受け入れ、自然と折り合いをつけながら、今を生きよう。
上記の文章は、コロナ禍となった2020年の夏に思って、自分に言い聞かせた文章です。
大いなる自然の力を前に、人の力の微力さを感じますが、そうした自然の力を畏れ敬いながら、生きながらえてきた祖先たちの歩みの末に、今の自分があるのだと思うと、本当に有難いことです。
自然の力だけではなく、日常に起こる様々なことの中にも、思い通りにいかないこと、期待外れなこと、望んでいないことなどが多々ありますが、そうしたことに対しても、不平不満の念を排して、あるがままに受け入れる心持ちを心掛けていきたいと思います。